ハードコンタクトの歴史
コンタクトレンズの原理は、1,508年、イタリアのルネサンス期に代表する世界的な芸術家レオナルド・ダ・ビンチが発見したと言われています。
その後、実際に目に入れるコンタクトとして作られたのは1887年とのことですから380年ほど経過したことになります。勿論この時点では長い時間装用できるようなものではなかったようです。
1940代後半にPMMAという素材を用いてハードタイプのコンタクトの原形を作り出したとされています。ちょうどそのころ日本でも名古屋大学の水谷豊博士が日本で初めてのハードコンタクトの臨床試験に着手しました。
その後1950年代にはPMMAハードコンタクトが普及
1970年代にはソフトコンタクトが販売。同じ1970年代には酸素透過性ハードコンタクトの開発も進められ、後の主流を占めるレンズとして爆発的に普及していきます。
1991年には使い捨てコンタクトが日本でも認可され、日本のコンタクト市場が大幅に変化していきます。
現在に至っては乱視矯正用のコンタクト、遠近両用コンタクト、カラーコンタクト、連続装用タイプ等、様々なタイプのコンタクトレンズが普及しています。コンタクトレンズの歴史は遡ると何と500年も昔にスタートしていたのですね。