注文時の注意点
ハードコンタクトのご注文時には下記の点にご注意ください。
ハードコンタクトを注文する際に必要なデーターは、通常タイプの場合は下記のデーターが必須となります。
BC(ベースカーブ)/PWR(度数)/DIA(レンズ直径)
注)上記のデーターが全て正しく選択されていなければハードコンタクトの注文はできません。コンタクトレンズ通販サイトの注文画面はプルダウンで選択できるようになっていますが、ちょっとした加減で選択ミスが起きますので入力時には十分注意しなくてはなりません。
注)PWRのご入力でよくある間違いは、「-0.50と-5.00」、「-0.75と-7.50」などの字面の似た数値の入力間違いです。また「-3.00と+3.00」等のように符号を間違える方もいらっしゃいます。これらを誤ってしまうと、まったく見えないレンズが届くことになってしまいますので十分な注意が必要です。
ADD(加入度数)
注)これは遠近両用ハードコンタクトのみに登場するデーターで、やはり必須データーです。しかしADDに関しては1種類しか規格がないレンズもありますが、その場合は選択の必要はありません。多くても4種類ほどなので、その中から選択することになります。
CYL(乱視度数)、AXIS(乱視軸度)
注)これらのデーターは乱視矯正用ハードコンタクトに使用するデーターですが、同じ乱視用タイプでもタイプによって使用しない場合もありますので注文画面をよく確認をしてみてください。
注)乱視矯正用ハードコンタクトの中にはBCを2種類選択しなくてはならないレンズもあります(FlatベースカーブとSteepベースカーブ)。詳しくはコンタクトレンズのデーターをご確認ください。
ソフトコンタクトのデーターでハードコンタクトは注文できません
ソフトコンタクトは黒目をすっぽり覆う、とてもやわらかい素材で出来たレンズです。そのためBCにしてもわずか1~2種類の規格でほぼすべての方の黒目の規格を網羅してしまいます。一方ハードコンタクトは硬くて小さいレンズです。ハードコンタクトのBCと言うのは黒目の中心部のわずかな部分で測定をして算出されており、かなり細分化されています。ソフトコンタクトのようにアバウトに合わせる事のできないレンズなのです。従ってハードコンタクトを作成する場合には、ハードコンタクトを作成する検査を受診してデーターを取得しなければなりません。万が一、ソフトコンタクトのデーターでハードコンタクトを作成した場合は全く目に合わないレンズとなってしまいます。
いずれのデーターもご入力がないとレンズのお届けはもちろんのこと、メーカーさんへの注文もできません。すぐに連絡がつき、確認が取れればいいのですが、連絡がつかずそこでストップしてしまうケースもあるようです。ご注文の際には全てのデーターがしっかりとご入力されているかをご確認くださいね。