『ハードコンタクトの特徴』カテゴリーの投稿一覧
ハードコンタクトは読んで字ごとく、硬いプラスチックのような素材で作られています。ソフトコンタクトが「含水性:水分を含む性質」のレンズであるのに対し、ハードコンタクトは「疎水性:水をはじく性質」のレンズということになります。直径8.8前後の大きさのレンズですが、成人の黒目の大きさが11mm~12mmですから黒目よりも小さいレンズと言うことになります。ハードコンタクトは黒目より小さくデザインすることで黒目の上を瞬きのたびに上下左右に動きます。この動くことが異物感の元となっているのですが、動くことにより常に酸素をたくさん含んだ新鮮な涙が黒目の上を循環します。そのことによりいつでも黒目の上に酸素が供給されていることになっているわけです。ハードコンタクトの特徴を語る上でのキーワードは「疎水性」「硬い」「動く」です。
BC(ベースカーブ)とPWR(パワー)の関係
ハードコンタクトを作る時に必要なデーターはBC(ベースカーブ)とPWR(パワー)とDIA(ダイアメーター)です。その中でもBCとPWRにはとても密接な関係があります。 「ソフトコンタクトでBC9.0/PWR-3.00/D…続きを読む
ハードコンタクトとスポーツ
ハードコンタクトを初めて使用される方は勿論のこと、この点では意外と悩まれている方も多いと思います。特に中高生の方では、授業で体育がありますから尚更です。 ハードコンタクトを使用したままでスポーツをする場合、問題となるのは…続きを読む
ハードコンタクトの短所
ここではハードコンタクトの端緒をご紹介します。 ★ハードコンタクトは「硬くで」、「動き」ますから異物感が強く、個人差があるものの慣れるまでには2~3週間ほど要します。この異物感は感じ方の問題なので、初めてハードコンタクト…続きを読む
ハードコンタクトの長所
ここではハードコンタクトの長所をご紹介します。 ★ケアが簡単 疎水性(水をはじく性質)がゆえに、水道水が使用できますので、どこでも水があればすすぎ洗いができます。 ★寿命が長い おおよそ2年前後と言われています。 ★乱視…続きを読む
ハードコンタクトの歴史
コンタクトレンズの原理は、1,508年、イタリアのルネサンス期に代表する世界的な芸術家レオナルド・ダ・ビンチが発見したと言われています。 その後、実際に目に入れるコンタクトとして作られたのは1887年とのことですから38…続きを読む