東レプレリーナ(遠近両用タイプ)
40歳を過ぎた頃から多くの方の目に「老眼」と言う症状が出てきます。それは「目が疲れやすい」、「近くの文字がボヤける・かすむ」と言った症状ですが・・・。
「老眼」とは加齢に伴い目の中の水晶体の弾力性が失われ、調節によるピント合わせが思うようにできなくなる症状で、誰でも加齢とともに現れる症状なんです。東レのプレリーナは、手元の地図を見ながら、目的地を確認、そのまま、遠くの街並みに視線をずらす。こんなときどこでもきれいに見えるのがプレリーナです。
遠くを見る時はレンズの中央部を、近くを見る時は、視線を動かして周辺部を使います。プレリーナは、遠くを見るためのゾーンと、近くを見るためのゾーンが、レンズの中央部から周辺部に向かって同心円状に連続して並んでいます。だから、視線の移動に伴ってスムーズにピントが切りかわり、遠くから近くまで自然な見え方ができるのです。その他にもDK値150と言う酸素透過性の高さ、東レ独自の高分子テクノロジーから生れた「やわらか素材」を採用、前面・後面共に「非球面設計」を採用しているから装用感や見え方も抜群です。
同じ東レのプレリーナⅡとの違いと言えば、遠用度数、加入度数共に製作範囲が広いこと。そのため同じ老眼でも初期の方だけでなく50代以上の方にも対応が可能となっています。老眼初期の方で遠方重視の方はプレリーナⅡ、もう少し近くを重視したいという方はプレリーナ、と言う感じなのではないでしょうか。(注)連続装用としてお使いになる場合は眼科医の指導に従ってお使いください。
※プレリーナにおいては、通常「BC:ベースカーブ」と呼ばれる角膜に接する部分のカーブのことを「EQ:イーキューカーブ」と呼び、レンズ中心部の遠方・中間用光学ゾーンが持つカーブのことを「BC:ベースカーブ」と呼んでいます。そのためレンズを注文する際に必要なデーターは「プレリーナ」の場合に限っては「EQカーブ」、「PWR」、「ADD」、「S又はDIA」と言うことになります。
●DK値・・・150
●Dk/L値・・・88
●レンズカラー・・・ブルー
●EQ(イーキューカーブ)・・・7.00~8.60(0.10間隔)
●PWR(度数)・・・+5.00~-20.00(0.25間隔)
●ADD(加入度数)・・・+3.00~+4.50(0.50間隔)
●S又はDIA(レンズ径)・・・9.0、9.5、10.0
●連続装用・・・可能(最長1週間)