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BC(ベースカーブ)とPWR(パワー)の関係

ハードコンタクトを作る時に必要なデーターはBC(ベースカーブ)とPWR(パワー)とDIA(ダイアメーター)です。その中でもBCとPWRにはとても密接な関係があります。

「ソフトコンタクトでBC9.0/PWR-3.00/DIA14.0というデーターのレンズをつけていたとしましょう。見え方はちょうどいいのですが、どうもレンズの動きが大きく、上方視をするとレンズがずれ落ちてきてしまいます。定期検査に行き、再度検査を受診したところBCを8.5に変更したらその症状は改善されました。度数はちょうどよかったのでそのまま-5.00です。」

この場合、BCがゆるかったのでしょう。少しカーブのきついレンズに交換し、動きが収まったわけです。見え方はそのままですね。ソフトコンタクトの場合はこれで問題はないのです。

しかしハードコンタクトとなると事情が変わってきます。ソフトコンタクトはとても柔らかい素材でできているため、レンズ自体がは黒目の形状に合わせ形状を変えていきます。

ハードコンタクトは固い素材でできており、黒目の上にある涙の上に浮かんでいるようにのっかっています。つまりハードコンタクトと黒目の間に涙の層があり、その涙液層がなんとレンズの役割を果たしてしまうのです。

BCとPWRの関係図1

BCとPWRの関係図2

上の図の水色の部分が「Tearレンズ:涙のレンズ」です。ハードコンタクトは固い素材でできていますので、ハードコンタクトと黒目の間にはいつでも涙があり、その涙が常にレンズの役割を果たすのです。BCを一つ分(0.05)きつくするとPWR+0.25(涙の凸レンズ)分の度数ができ上がってしまうわけです。BCを二つ分(0.1)きつくするとPWR+0.50分の度数ができ上がってしまうのです。

逆に下の図のようにBCを一つ分(0.05)ゆるくするとPWR-0.25(涙の凹レンズ)分の度数ができ上がってしまうわけです。BCを二つ分(0.1)ゆるくするとPWR-0.50分の度数ができ上がってしまうのです。

そのことを考慮すると以下の2つのハードコンタクトの見え方が同じものだということが御理解いただけるでしょうか?

BC7.80/PWR-3.00/DIA8.8
BC7.90/PWR-2.50/DIA8.8

BC7.80をBC7.90に変更すると、何もしなくてもただそれだけでPWR-0.50分だけ度数が強くなってしまうのです。ですから度数をそのままにするのなら、その分差し引いたPWR-2.50でしないといけないということなんです。

ややこしいことは抜きにして、ハードコンタクトはBCを変更すると度数も変わってしまうということだけ覚えていてくださいね。


2014年7月30日(水)   ハードコンタクトの特徴

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