DIA(ダイアメーター)
DIA(ダイアメーター)とはコンタクトレンズの直径のことを意味しています。メーカーさんによって、あるいはレンズによってはS(サイズ)として表記しているレンズもあります。通常、日本人の成人の黒目の直径はおおよそ11.0mm~12.0mmくらいと言われています。それに対して多くのハードレンズのDIAは8.8mmを標準サイズとして採用しているメーカーさんが多いようです。もちろん8.9mmを標準としているニチコンや9.0を標準としている東レなどもあります。またメニコンZのようにBC毎に標準サイズが異なるなんていうレンズもあります。いずれにしても共通して言えることはハードコンタクトの場合黒目より小さく作られているということです。このことはハードレンズが黒目より小さく作ることにより黒目の上を動き、その動きにより涙液の交換を行い、より多くの酸素を黒目に供給していることを意味しています。どのメーカーのハードレンズも標準サイズのレンズが在庫を保有していますが、特注サイズになると1週間~2週間くらい時間を要するメーカーさんが多いようですから、レンズ購入に当たっては常に余裕を持っていることが大切ですね。