ハードコンタクトのはずし方3(スポイト編)
ハードコンタクトのはずし方3(スポイト)
ハードコンタクトのはずし方1、2でそれぞれいくつかの大切なポイントを紹介しました。しかし中にはそれらのポイントをしっかりと押さえたはずし方をしているのにどうしても「はずせない」という方がいます。「それならばソフトコンタクトにしたら?」という考えも出てくるかもしれません。ところが「装用時間」、「アレルギー」、「乱視」、「不正乱視や円錐角膜」などの理由でハードコンタクトの方が適応すると言う方もたくさんいらっしゃいます。そういう方たちの為に「スポイト」を利用したはずし方があります。
鏡をまっすぐに見てコンタクトレンズが黒目の上にあることを確認します。そしてスポイトの胴体の部分を軽く押すようにして持ちます。鏡でレンズの位置を確認しながらレンズの表面にそっと触れ、押さえていた胴体の部分を緩めると、ハードコンタクトがスポイトにくっつきますので、ゆっくり目からスポイトを遠ざけます。反対の手のひらの上でスポイトの胴体を軽く押さえるとレンズはスポイトからはずれます。
【ワンポイントアドバイス】
①鏡を見るときは必ず両方の目を開けておきます。
②万が一、スポイトからレンズが外れて落下してもいいようにタオルなどを敷いて準備をしておいてください。
③黒目の上にレンズがあることをよく確認してからスポイトを当ててください。
④スポイトは常に清潔に保管します。