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CYL(シリンダー:乱視度数)

CYLとはシリンダーレンズ、つまり乱視度数のことを表しています。通常のハードコンタクトを作成する場合に必要なデーターは、BC(ベースカーブ)、PWR(度数)、DIA(レンズ直径)の3つのデーターですが、乱視矯正用ハードコンタクト、それもフロントトーリックタイプのレンズを作成するときに必要となるデーターです。フロントトーリックタイプとは残余乱視矯正用タイプのことで、乱視が少ないケースにも関わらず、通常のハードコンタクトを装用すると残余乱視が発生し、良好な視力が得られないという場合です。
人間の目には角膜とは別にもう1種類の乱視が存在しています。それは目の中にある水晶体という部分です。角膜も水晶体もカメラで例えると「レンズ」に該当する部分です。この水晶体も角膜と同様、まん丸い形状ではなく、むしろ角膜とは逆にラグビーボールを縦に置いたような形状、つまり縦のカーブが緩やかで横のカーブがきついということです。通常言われる「乱視」とは角膜と水晶体の乱視が合わさったものを指しています。そしてこの2つの乱視は打ち消しあうように作用しているケースが結構あるのです。メガネにおける乱視の矯正はこの両方の合わさった乱視を矯正しますので問題はないのですが、コンタクトレンズの場合、角膜の上に乗せますので、角膜の歪み(角膜乱視)は矯正できるのですが、目の中にある水晶体の乱視は矯正することができません。つまりこういうことです。角膜の乱視と水晶体の乱視を合わせた乱視を全乱視と言いますが、全乱視がない方(例えば簡単に説明すると:角膜乱視(+1)+水晶体乱視(-1)=全乱視0)がハードレンズを装用すると角膜乱視だけが矯正されます。そのことにより前述したバランスが崩れて水晶体乱視(-1)がでてきてしまうのです。そのことを残余乱視と言っているのです。


2014年5月13日(火)   ハードコンタクトのデーター

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