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アカンタアメーバーって?

以前はあまり見られなかったアカンタアメーバー角膜炎の症例が20年くらいでどんどん増えているようですね。原因はコンタクトレンズの普及に伴い、不適切なケアに起因されていると考えられています。現にこの症例以外にも不適切なケアによる角膜障害は増加しています。

アカントアメーバは土の中にも、水中(井戸水や水道水など)にも、ごく普通にいる原生生物で、家の中の埃中にも存在しています。これだけありとあらゆる場所にいるわけですから根絶することは不可能と言っても過言ではありません。しかし人間の体は免疫システムに守られていますから簡単に感染することはありません。ところが角膜に傷がついていたりすると、そこからアカンタアメーバーが侵入し感染する危険が出てくるわけです。アカントアメーバ角膜炎に感染するとても厄介なのです。良く効く薬がなく、目薬や飲み薬使われていますが効果は不十分と言われており、入院して何ヶ月も治療を続けることもあります。何とか感染そのものは落ち着いても角膜が白く濁り、血管が入り込み、表面がでこぼこになり、視力が大幅に低下してしまいます。従って感染する以前に予防に力を入れなくてはならないと言うことです。

適切なケアと使い方を遵守することで予防は十分可能です。アカントアメーバは細菌を食べて増殖しますので塩素消毒された水道水の中にはアカントアメーバの栄養源となる細菌がいないので増殖できません。つまり水道水で目を洗ったり、ハードコンタクトを水道水ですすいでもアカントアメーバ角膜炎を起こす心配はないと言うことです。しかし、容器に水道水を入れて時間が経つと塩素が抜けて細菌が増え、その細菌を食べてアカントアメーバが増殖します。以前、水道水で溶かすコンタクト保存液がありましたが、アカントアメーバ角膜炎が多発して発売中止になりました。

例えばハードコンタクトで装用過多(使い過ぎ)の状態が続き、角膜に傷が出来ています。(あるいは目にゴミなどが入り傷が出来ています)ケアは専用の保存液を使用せずに水道水で保存。面倒なため交換も疎かになっている。このような状態が続けばアカンタアメーバー角膜炎に感染する危険性が高まります。

装用時間をしっかりと守り、調子の悪い時は装用を中止し検査を受診します。ケアは専用の保存液を使用。勿論毎日交換です。決められた装用方法とケアを遵守していればアカンタアメーバー角膜炎は十分回避できますね。


2014年6月20日(金)   用語の説明

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